知識探偵クエビコ

人類史・古代史・神話の謎を探ったり、迷宮に迷い込んだり……

術式

朝夕の太陽祭祀・天変地異(淡路島舟木遺跡)

以前気になったニュース、舟木遺跡の話から。 wikipedia淡路島 淡路島北部にある、弥生時代後期~末期(1世紀~3世紀初頭)の舟木遺跡。(googleマップ) 淡路はアワ路(コトバンク。wikipedia)でもあり、国産み神話で重要な位置付けにある場所でもある。…

カミの遺伝学的解析――聖樹布と禁忌の民

そろそろ南方の話をしたい。そしてその流れで、以前D1b関連で見せた(この記事と別の直リンク)ADMIXTUREの説明もしよう。 しかしその前に面白い論文を紹介したい。これも南方の話だ。 今回の論文は海外の研究者が書いた物であり、日本の古代の知識には期待…

術式の論理――祟りに対する怖れと、祭祀に対する信頼

前回は、歴史記録の記述、及び、祭祀の問題に踏み込んだため、付け足し。 遺伝学とか生物学じゃないから、基礎的なところは説明が必要だ。 祭祀とか、呪術的宗教的な儀式には、もちろんそれぞれの論理がある。 その術式の論理を踏み外すような想定は、やはり…